球筋とボールの飛び出す方向 インパクト 初心者ゴルフレッスン編

ゴルフはボールをコントロールすることがもっとも大切なことです。ボールが曲がる理屈をしっかりと理解した上で練習をしなければ、求めている球筋には近づくことはないでしょう。

そこで、今回はゴルフクラブヘッドの軌道とボールの飛び出す関係、ヘッドの向きとボールの回転方向について細かく解説します。自分自身の球筋と比較することで、開眼の近道につながると思います。

球筋とボールの飛び出す方向/項目

クラブフェースがアドレスの形でインパクトを迎えることが理想になります。アドレスの形をインパクトで再現できるようにプロゴルファーも日夜練習しているんです。しかし、これが言葉で言うほど簡単ではないことは、ゴルフを始めたばかりのみなさんでも分かるはずです。

ストレートボール

ボールにフェース面が真っ直ぐに当たると（スクエア）真っ直ぐに飛びます。これがストレートボールです。

スライスボール

フェースが右を向いた形（フェースが開いている）で当たると、右に曲がります。これをスライスといいます。

フックボール

また、フェースが左を向いた形（フェースが閉じている・被っている）で当たると、ボールは左に曲がります。これをフックといいます。

※アドレス時に、わざとフェースを開閉して、ボールを操ることをインテンショナルショットといいます。インテンショナルショットについては何れ詳しくお話しすることにします。

ボールの飛び出す方向は、インパクトで決まるといっても過言ではありません。しかし、インパクトで飛び出す方向を決めるのは、トップからダウンスイングまでの過程ということになり、その過程をたどりやすくするためには、セットアップ、アドレスが大切ということになります。

それでもインパクトの形をしっかりと覚えておくことは今後のゴルフの練習の重要なポイントになります。これが分かるようになると、ボールの曲げ方もコントロールできるようになりますので覚えていて損はないでしょう。

ストレート/真っ直ぐ飛ぶ

ボールの飛び出す方向ですが、ターゲットに対して真っ直ぐに向かっていく球がストレートです。インサイドアウトインの理想的なスイング軌道から繰り出されるのがストレートです。

プッシュ/右に飛ぶ

ターゲットに対して右側に飛び出す球をプッシュと言います。プッシュアウトは真っ直ぐに右に飛び出す球で右OB杭があるともっとも危険な飛び方です。飛距離も出ますのでOB杭も越えてしまいます。スイング軌道が過剰なインサイドアウトになるとプッシュします。

プル/左に飛ぶ

ターゲットに対して左側に飛び出す球をプルと言います。ヒッカケと言う場合もあります。スイング軌道が過剰なアウトサイドインになるとプルになります。

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