フェアウェイでのマナーについて解説します。フェアウェイと書きましたが、セカンドショットやアプローチなどグリーンに乗せるための場所ということでここでは理解してください。正確にはスルーザグリーンやバンカーなどです。(※スルーザグリーンとはティーインググラウンド、グリーン、ハザードを除く場所のことです。)
最近では乗用カートを利用したゴルフが一般的になりました。それに伴いカート道路上を乗用カートが移動するようになりました。
セカンドショット時はカートからある程度の残り距離を考えて、クラブを複数本持って行くことがマナーです。1本だけ持って行って残り距離が合わず、またカートまでクラブを取りにくることを繰り返しているとスロープレーの対象になります。
残り距離が合っているクラブだったとしても、ボールの位置まで行ってみると、遠くからは見えなかった高低差があったり、ボールのライが悪かったり、思わぬ風が吹いていたりします。カートに乗せたキャディバッグまでクラブを取りに行くことになります。
クラブ同様、ボールも2~3個用意しておきましょう。セカンドショットでOBやウォーター・ハザードでボール失うたびにカートまでボールを取りに行くようでは同伴者ばかりではなく後続の組にも迷惑をかけてしまいます。
ゴルフ場を大切にすることは、最低限のマナーです。コース上にディボットを作ったときには、目土を入れることで芝は再生します。乗用カートで指定された以外のところを走ると芝が傷みます。
修理地は杭やロープなどで囲まれています。そこにボールが止まったときは、ローカルルールに従って措置してください。ゴルフの「あるがまま」精神もあり、そこから打とうと考える人もいるかもしれませんが、あるがままよりも先にマナーです。マナーを守れない人にプレーする資格はありませんよ。
ボールが見つからない場合があります。その場合、5分間という時間が割り当てられてボールを探すことになります。探しているときは同伴者に先に打ってもらったりすることで同じ時間帯を効率よく使うことができます。
暫定球を打っていない場合は、前に戻って打つことになりますので怪しいと思ったときには暫定球を必ず打っておくことが大切です。
ゴルフ初心者は、自分のボールがどれくらい飛ぶのか分からないことがあります。また、「たまにしか飛ばないから大丈夫」という気持ちもあるはずです。とくに前の組のプレーが遅いと打ちたくなるものです。
前の組がプレーしているときに自分の実力では届くことはないだろうと過信してはいけません。
もしもボールが当たってしまうと取り返しのつかない事故になりかねません。せっかく楽しみにしてきたゴルフが水の泡です。
たとえボールが届かなかったとしてもボールが落ちたときの音は前の組に聞こえるのです。パッティングの最中だったりするとそこでプレーしている人はビックリすることもあります。そのようなことがないように心配りができなければゴルファー失格です。
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