ゴルフは、ターゲットを絞って攻めるスポーツです。ターゲットが、フェアウェイのときもありますし、グリーンやピン(旗)のときもあります。グリーン上であればカップがターゲットになるはずで、それが基本です。
ターゲットも場所によって300ヤード先立ったり、たった50センチだったりします。スタンスを簡単に考えてしまうは危険です。スタンスの向きを間違った方向にセットしてしまうとたった30センチのパッティングでも外してしまう場合もあります。
スタンスの形によってアドレスしやすい形、ターゲットに向きやすい形があります。そんなスタンスの形を取り上げてます。
もっとも支持されているスタンスは、「ハの字型」です。左右のつま先を均等に開く構え方です。安定感があり、バックスイングでは上半身がしっかりと捻転で、フォロースルーでも同じく楽にフィニッシュまで持っていけます。左右が対象の形なのでどこでも確認することもできます。
時計の針で考えると、11時5分を差すことが良いとされています。左足が11時の向きに、右足が5分の向きです。
二つ目は左足のつま先だけを開く形です。右足をターゲットに対して直角に構えることによってアドレスに入ります。昔はこのスタンスの形が主流だった気がしますが、左右対称が叫ばれる中、減ってきたスタンスの形です。
右足が直角なのでバックスイングで上半身の捻転をしっかりと受け止めることができ、ハの字型の捻転と同じ量(角度)だったとしてもこちらの形の方が捻転の質は高くなります。それを受け止めるだけの体の強さも必要になります。
ターゲットに対してスクエアに構えるためには、アドレスでのつま先を意識すると間違いのもとです。つま先はオープンになっています。この場合、両足かかと線上の方向を意識することになります。
あまり見かけませんが、両足を平行にするスタンスの形のゴルファーも稀にいます。この形はとてもシンプルですが、体の柔軟性が求められます。体が柔らかすぎる方には良いのかもしれません。
さほどスイング幅を必要としない(バックスイングとフォロースルーが小さい)パッティングはこの形で構いませんが、パッティングの場合できるだけ下半身を使わないようにしたいので、より内股に構え全く動かないようにすることも効果的です。
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