ゴルフをする上で最初に教わるのがゴルフクラブの握り方です。グリップの形にはいくつかの種類があります。
左手の人差し指の上に右手の小指を乗せるグリップをオーバーラッピンググリップと言います。イギリスのハリーバートンが採用し活躍したため「バードングリップ」とも呼ばれています。
現在、多くのゴルファーがオーバーラッピンググリップを採用しています。左手の人差し指と中指の間に右手の小指を乗せる形でもいいでしょう。強い利き腕が邪魔しないようになるといわれています。
このグリップが考え出される前まではベースボールグリップが主流だったのですが、オーバーラッピンググリップは、右手の小指を左手の人差し指に引っ掛けることで左右の手に一体感を感じることができるようになりました。
ゴルフ練習場へ足を運ぶとこのグリップの形が目に付きます。現在、活躍しているプロゴルファーもこのグリップを採用しているゴルファーでいっぱいです。テレビ観戦するときはグリップも確認してみるとよいでしょう。
タイガーウッズ選手、ジャックにクラウス選手でおなじみのインターロッキンググリップ。ゴルフを始める前は、インターロッキンググリップがゴルフのグリップの主流だ!と思っていたくらいです。左手の人差し指と右手の小指を絡めることでグリップします。
手の小さなゴルファー、握力が弱いゴルファーに適しているとされています。何より、左右の手に一体感を感じることができることが一番いいところではないでしょうか。子供のころからゴルフをしている人に結構多いグリップの形です。
個人的にオーバーラッピンググリップからインターロッキンググリップへ変更すると右手がパームグリップになってしまい左手に力が入らないような気がします。また、絡めた指の間にマメができてしまうこともあります。グリップが緩んでいる証拠かな、みなさんも注意しましょう!
野球のバットを持つように10本の指で握るグリップの形です。当然ですが、左手親指をシャフトに添えるのは他のグリップと変わりません。女性ゴルファーや初心者ゴルファーに向いているといわれています。
10本の指でしっかりとグリップするため、シャフト(グリップ部分)に対して接地面積が広いことから素振りをしても手からクラブが滑りにくくなります。
ただ、接地面積が広いだけに、自由にクラブを操りすぎて手打ちになりやすかったり、手がインパクト前に返ってしまうこともあります。しかし、力のない人にはとてもよいグリップの形です。
その名の通り、オーバーラッピンググリップの反対の握り方ですが、特殊な握り方になります。右手の小指の上に左手の人差し指を重ねる形です。全米オープンを制したスティーブジョーンズ選手はこの握り方でしたが、怪我をしていたこともあって逆オーバーラッピンググリップにしていたということです。
珍しい握り方のように思えますが、パッティングでは「逆オーバーラッピンググリップ」を採用しているゴルファーはたくさんいます。個人的にもパッティングに関してはこれでした、クロスハンドグリップにする前までは!
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