ロブショットの打ち方 初心者ゴルフレッスン編

ゴルフのショットにおいてロブショットは、もっともむずかしい部類に入るショットです。曲芸ショットと考えるゴルファーもいます。ゴルフ初心者にとってあまりおススメできないロブショットですが、ゴルフを続けていく上で必ず覚えておく必要のあるアプローチです。あなたの窮地を救ってくれるアプローチになりますので頭の片隅にでも置いといてください。

ロブショットは、基本的なアプローチではありません。それでも見栄えがいいだけにゴルフ初心者の方はロブショットを多用したがります。障害物も池もバンカーもないところ、グリーンも走る（転がる）エリアがしっかりとあるにもかかわらず、究極にむずかしいロブショットは必要ありませんよ。

ロブショットをする場所は、ピッチエンドランをする場所のむずかしくなった場所とでも言ったほうがよいのでしょうか。ピン周りに直接落としてそこで止めなければならない状況のときです。または、落としどころが傾斜のきつい下り傾斜になる場合です。高さで止めることが目的のアプローチになります。

ロブショットの打ち方/項目

使用するクラブは、サンドウェッジ（SW）もしくは持っているのであればロブウェッジ（LW）です。ボール位置は、中央よりも若干左よりです。あまり左側に置いてしまうとフェースが開き高く上がる反面、ボールの下をくぐり抜けてしまうだるま落としなってしまいますので注意してください。

ボールのライも重要です。ボールの下にクラブが入るだけの隙間がなければいけません。フェアウェイやベアグラウンドではバウンスが邪魔になり地面に当たってクラブを弾いてしまうことがあります。とくにサンドウェッジ（SW）はクラブの中でもっともバウンスが効いているクラブですから注意が必要です。

最近のSWはバウンスも選ぶことができます。10°を切るバウンスも売ってありますが、バンカーに入ったときは、このバウンス角を最大限利用して脱出することになりますので、多くても少なくてもいけません。初心者におススメのバウンス角度は、12°以上だと思います。これは、ゴルフ初心者に限らず同じことが言えると個人的に考えています。この辺はゴルフ用品で説明したいと思います。

打つときは、アドレスで作った右手首の角度を変えることなくインパクトを迎えることに注意を払うことが大切です。手首の角度が変化してしまうと、アドレスで作り上げたロフト角度が変わるということになります。

これでは、予想していたボールの高さ、落としどころも変わってくることになるのです。ゆったりとしたスイングを心がけて勇気を持って打つことが最終的には大切なことになると分かってくるはずですよ。

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