クラブがトップに来たとき、後ろから見るとクラブフェースがどちらを向いているかで、どのようなミスが出るのか、または上級者においてはどのような狙いがあるのか分かるものです。
トップでのフェース向きは3つあります。厳密に言うとその合間もあるわけですが、時計の針を分まで読むことと同じなのでそこは指摘しないでください(^m^)。
オープンフェースの場合、トップの位置でクラブフェースが正面を向きます。左手首甲側に折れた感じになっているとオープンフェースになりやすいです。
このトップから振り下ろされたときは、インパクトまでの間にフェースがスクエアまで戻らない限り開いた状態になりボールはプッシュアウト、スライスになる確率が高くなります。
後ろからトップを確認することができれば、フェースの角度は約45度下を向いた形になります。
グリップをスクエアな形で構えているのであれば、間違いのないトップということになりますが、最近はストロンググリップが主流です。少し空を向く程度の方がボールもつかまり理想的です。
最近のトッププロは、ストロンググリップやフックグリップが多いので、スクエアフェースよりもシャット気味のフェース向きになっているようです。
シャットフェースの場合、フェース面が空を向きます。初心者感覚としては、空を向くほうが気持ち的にも開放感がありますので、オープンフェースという錯覚に陥りますが、逆です。
シャットフェースは、インパクトでフェースが被ることにつながりヒッカケのミスが出やすいです。
しかしながら、フックグリップで握っているときのトップではシャットフェースになりますので一概に間違ったトップとは言い切れないと思います。
スクエアフェースでも言いましたが、少しくらいのシャットフェースの方がボールのつかまりもいいので理想的なボールが打てると思います。
スポンサードリンク
初心者ゴルフレッスンナビと関連するサイトの紹介
スポンサードリンク