「ヘッドスピードは簡単に上がらないだろう」と聞こえてきそうですが、そんなことはありません。ヘッドスピードを上げるためにはいくつかの方法があります。その中のいくつかの方法を紹介します。
ボールを飛ばすための「飛距離の三要素」というものがあります。
の3つです。その中でもとくに飛距離に影響するのが、ボールの初速です。ボールの初速を上げることでボールは飛距離を大きく伸ばすことになります。ではどのようにするればこの初速を上げることができるかというと・・・ヘッドスピードを上げることです。
クラブをただ単に振っていてもヘッドスピードは上がります。初心者ゴルファーであれば最初にゴルフショップなどの試し打ちできるところで、ヘッドスピードを測ってもらうといいでしょう。このときのヘッドスピードを基準にしてください。
これが、ゴルフの練習をしているだけでだんだん上がっていくから不思議です。ヘッドスピードが上がると同時に握力も付いてくることに気づくはずです。練習次第では1~2年もすれば、10m/sぐらいは上がるはずです。
自然にクラブを楽に速く振る方法で体が覚えていっているからに他なりませんが、これでは遠回りです。インパクトのヘッドスピードは、ダウンスイングとフォロー、フィニッシュに大きく関わってきます。それだけに、下半身主導の切り返しやタメの作り方をもう一度確認してみてください。
正しいスイングフォームを身に付けることができれば、遠回りすることなく、ヘッドスピードを上げることができるはずです。面倒でも何度も同じことを反復して練習することになります。
重いクラブを使用して素振りをすることも効果的です。重いクラブを使うことで基礎体力も付きますし、これだけでもヘッドスピードは上がるものです。それに加えて重いクラブを使うことで、クラブの位置が確認できます。
どこにクラブヘッドがあるのか、どの辺を振っているのか、トップでクラブがオーバースイングになっていないか、などクラブの位置確認にとても便利です。正しいスイングフォームを身に付けるためには必修のレッスンですね。
重いクラブは市販されている1キロ前後のゴルフクラブを購入することもできますし、お持ちであれば、野球の木製バットでもいいでしょう。またはクラブを2本使って素振りだってできると思います。
重いクラブを振った後は、軽いクラブ振ることも実はヘッドスピードを上げることに効果があります。現在お使いのクラブから軽いクラブに変えたとき、飛距離がアップしたりします。これは、ヘッドスピードが一時的に上がりやすいからです。一時的といったのは、軽いクラブに慣れてくるとそれなりのスイングになってきますので飛距離はだんだん落ちてくるものです。
しかし、限界のスイングをすることにもつながりますので、軽いクラブを振ることはそれなりに大切なことになります。それだけに重いクラブと軽いクラブを交互に振ることがヘッドスピードを上げる鍵になります。
誰でも分かることですが、大げさに言えば肉体改造をすれば、ヘッドスピードを上げることができます。基礎体力を上げることは、ゴルフクラブを楽に振ることだできるようになります。上記でいうところの軽いクラブを振っているような感覚になるでしょう。
大切なことは、基礎体力の底上げであって、ボディビルダーのような筋肉をつけることではありません。ボディビルは、筋肉そのものを争う競技ですので、ゴルフには要らない筋肉がたくさんあります。ゴルフに必要な筋肉をしっかりと鍛えることが大切です。無駄な筋肉や力を付けたとしても、ゴルフのスイングにおいて邪魔になるようであれば意味がありませんからね。
ゴルフクラブで飛距離が大きく変わるものです。特にヘッドスピードということで考えれば、クラブの長さです。1インチ長くなるだけで、ヘッドスピードも2m/sくらいもしくはそれ以上上がると思います。
練習もしないでゴルフクラブだけで上がるわけですから、こんなに楽なことはありませんよね。
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